ここでは梅雨が抜けてる分、夏が早めに来るようです。近ごろ聞こえる蝉の声、もうベランダに落ちて来てのたうち回る者もある。7日の命とは言えど生き急ぎ過ぎじゃないかって。

シンガポールで研究を今年始めた友人は、今、一番欲しいのは、四季だと呟いていました。その静的な土地柄が自分のことのようにも思え、日々うつりゆく季節から取り残されたんじゃないかと見上げてみたりするのです。(返事の書いてない手紙が崩れるほどに重なって、手を伸ばしては引っ込めて。)

牛が言うこと聞かないとてもそれを牽いての牽牛星。日本はもうすぐ七夕ならば、前に視線を戻しましょうか。

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